アドバの歴史

昭和51年2月28日、アドバ誕生

愛工の前身となる愛知県立工業学校は、明治34年、中京地区に於ける綿織物産業の活性化を担うため、昭和区御器所にて「図案科(後のデザイン科)」と「染織科」の2つの科で歴史の幕開けをしました。

そして、明治37年7月に初めての卒業生を輩出し、明治40年に愛工同窓会(愛工会)が結成されます。

その後、昭和26年に卒業生がおよそ10,000名に達し、80周年を迎えるころには20,000名(故人含む)に達する、大きな組織となりました。

そんな折、昭和50年10月14日に愛工会から各科ごとの同窓生団体(クラブ)結成を呼びかけられ、デザイン科は「(仮称)デザインクラブ結成準備委員会」を発足します。

過去には「愛図会」や「図法螺会」など、デザイン科には同窓生組織がありましたが停滞気味になっていたため、昭和51年2月28日におよそ100名が集い、「アドバ – ADOBA(『Aiko Design-class Old Boy Association』の頭文字を取る)」が誕生しました。

アドバの歩み、ロゴマークについて

初代会長には、大正15年卒業の岩田 亮氏、副会長に砂原 良夫氏(S4年卒)、小山 太郎氏(S10年卒)、田中 博氏(S14年卒)、三浦 崇氏(S17年卒)、奥村 雉郎氏(S18年卒)を擁して歩み出すこととなります。

発足当時のアドバロゴマークは、大正12年卒業の杉本 健吉氏、ロゴタイプは砂原 良夫副会長によりデザインされ、バッジ、タイタックが作られました。

翌年、昭和52年1月8日に現在まで続く「アドバ会報」が創刊され、昭和55年3月末には「アドバ会員名簿」が発刊しました。

その後、平成3年に小山 太郎氏(S10年卒)が会長に就任し、女性会員数の増加を考慮してアドバの略称を、

「Aiko Design-class Old Boy Association」

から

「Aiko Design Offspring Blended Association」

としました。

そして、新ロゴは石田 隆氏(S35年卒)が制作し、1991年8月発行のアドバ会報7号より現在に至るまで使用されています。

歴代の、アドバ会長

初代会長 岩田 亮氏(大正15年卒):昭和50 ~
2代目会長 小山 太郎氏(昭和10年卒):平成3 ~
3代目会長 伊藤 保徳氏(昭和40年卒):平成12 ~
4代目会長 勝崎 芳雄氏(昭和36年卒):平成23 ~
5代目会長 加藤 浩之氏(昭和56年卒):平成30~